札幌の日中の最高気温は20度前後まで下がってきました。人々の服装は半袖から長袖になり、もうすぐ紅葉も始まって本格的な秋に入ります。

秋と言えば「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」いろいろありますが、今回のテーマは「芸術の秋」です。現在「ゴッホ展」が開かれている北海道立近代美術館を中心に、芸術的な雰囲気をもつ界隈をご紹介します。




北海道立近代美術館は、札幌市の中心から少し西に行ったところにあります。公共交通機関で行くなら、地下鉄東西線の西18丁目駅が便利です。






緑に囲まれていて、街中にありながら落ち着いた雰囲気。近所の幼稚園の子供たちが遊びに来ていました。











建物の周辺にも芸術作品が展示されています。これは新宮晋の「光のリズムⅡ」。













同じく新宮晋の「風の対話」。











風によって動き、刻々と表情を変えます。











こちらは北海道出身の彫刻家、本郷信の「嵐の中の母子像」。なんだか親子に吹き付ける暴風が見えてくるようです。












美術館の建物を正面から見たところ。











中に入ると、やはりゴッホの展覧会とあって、いつもより混んでいます。










こちらがゴッホ展の入り口。中はもちろん撮影できませんでしたが、たいへんな人でした!













11月22日からの特別展は「高倉健」展だそうですよ。北海道で撮影した映画もたくさんありますから、これは楽しみですね。











特別展の向かい側には常設展の展示室があり、この美術館で所蔵している作品を展示しています。年に4回入れ替えがあります。











二階には休憩スペースがあります。












小さいですがレストランもあって、ランチを食べることもできます。










二階から見た入り口付近の風景。左側に見える作品は、「動く彫刻」の第一人者、伊藤隆道の「回転螺旋・1月」。









さて近代美術館を出ると、その東側の一帯はぐるっと柵で囲まれています。小さな門から中に入ると・・・。









こんな素敵な空間が広がっています。ここは札幌市の登録有形文化財「知事公館」の敷地です。










この広大な庭園は市民に開放されています。もうこれは庭園というより、森ですね。











広々とした芝生では、子供たちが走り回っています。












ここにも芸術作品を発見。











北海道美唄市出身の彫刻家、安田侃の「意心帰」です。彼の作品は札幌駅や創成川公園など、市内の数カ所で見ることができます。












広場の反対側には、同じく国際的に活躍する彫刻家、流政之の作品「サキモリ」。














この敷地内には、北海道出身の画家、三岸好太郎の美術館もあります。










豊かな緑と芸術が共生する空間。近代美術館からこの知事公館に至るこの界隈は、札幌随一の芸術スポットです。






北海道立近代美術館は、北海道ゆかりの芸術家の絵画や彫刻を収集するほか、アールヌーヴォーから近代までのガラス工芸品のコレクションでも有名です。常設展ではこれらの作品が展示されています。

札幌で最もおしゃれなエリアと言われる円山地区にも近いので、札幌に滞在する機会があれば、このあたりをぶらりとお散歩してみるのもお勧めです。

北海道立近代美術館
札幌市中央区北1条西17丁目 011-644-6882
定休日 :月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、展示替期間
観覧時間:9時30分~17時
観覧料金:常設展 大人510円 大学生・高校生250円 中学生以下無料
     特別展 内容により異なる
公式サイト: http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/knb/