北海道では先週1週間、気温がとても低い状態が続いていました。ようやく今週に入って天気が回復しましたが、農作物への影響が心配されています。

今回と次回のブログでは、先日檜山地方を訪ねた様子をご紹介します。檜山地方というのは北海道の南部、渡島半島の日本海側の地域を言います。今回訪ねたのは乙部町、江差町、上ノ国町の三つの町です。





まずは札幌から車で3時間の八雲町へ。そこから渡島半島を横断して日本海側に出ました。あとはこんな海岸沿いにある道をひたすら南下します。









まず最初に着くのが乙部町です。ここの海岸沿いに絶景があるというので、現地の友人に案内してもらいました。










海岸近くに車を停め、浜の方に降りると・・・











こんな風景が現れました!「くぐり岩」と言います。










この穴は400年ほど前に人が開けたもので、高さ2mくらい。通路として使われていたそうで、実際にくぐることができます。









このあたりは浅瀬になっていて、波がない時には海面が鏡のようになり、空の雲が映ります。夕焼けの時は特にキレイだそう。









これは友人が以前撮った写真です。幻想的な風景ですね。











ここから海岸を10分くらい歩くと・・・











見えました!第二の絶景「滝瀬岩」です。













高さは30mくらいあるでしょうか。真っ白な断崖が続いています。













崩れて落ちている石を持ってみると、とても軽い!凝灰岩という、火山灰が固まった石だそうです。










乙部町を後にして、こんな景色を見ながら更に南へ。20分ほどで檜山地方で一番大きな町、江差町に到着します。









江差町は人口8,000人余り。町のシンボルは沖に見える「かもめ島」。かもめが羽を広げた形に似ているのでこの名前が付きました。









今日はこのかもめ島のすぐそばにある「群来(Kuki)」という旅館に泊まります。周りに塀を巡らせた、特徴のある外観です。











ゆったりした室内。わずか7室の、隠れ家的な宿です。










この旅館の特徴の一つは、椅子に座った高さからちょうど眺めることができる海の景色。











中庭には石が敷き詰められています。この石は大海原を現しているそうです。










お部屋には温泉もあります。二人でゆったり入れるほどの大きさ。










こちらの宿のお食事は、なるべく地元の食材を使うようにしているそうです。これは歩いて2分のところにある漁港に水揚げされたズワイガニ。









メインは羊のステーキ。臭みが全くありません!羊だと言われなければ、何の肉か分からないかも。










これらの料理には、自社農場で作られた食材がたくさん使われています。実は宿に入る前に、農場も見学させて頂きました。









農場の鶏舎。ここで生まれた新鮮な卵が毎日提供されます。











エサには夕飯に出したカニの甲羅を砕いた物や、地物の昆布を混ぜているそうです。










なんと羊も、ここで育てていたのでした。エサを工夫することで、臭みのない肉にできるそうです。










放牧場でのびのびと育つ羊たち。宿のオーナーさんが呼ぶと、一目散に走ってきます。










羊のふんは堆肥にして、野菜や香草、果物などを作っている畑に使います。リサイクルをし、なるべく自然に近い環境で食材を作っているそうです。









自家製の物をたくさん使った夕飯を堪能した後は、かもめ島に夕日を見に行きました。浜から高台に続く階段を上がり・・・










灯台のある広場に着いて見えたのは、こんな絶景でした!










美しい夕日が、日本海に浮かぶ奥尻島に沈んでいきました。





江差町や上ノ国町がある檜山地方南部は、北海道で最も歴史のある地域です。次回は歴史に関連した話題を中心にご紹介します。