ここ最近札幌では、晴れて暑い日が続いています。ようやく「夏が来た!」と実感できる天気です。でも農作物のことを考えると、そろそろ一雨欲しいところですね。

今回は、仁木町という町で運行されている「ワインツーリズム循環バス」をご紹介します。北海道内では最近ワイナリーが次々誕生していますが、仁木町はとなりの余市町と共に町を挙げてワイン産業の振興に取り組んでいます。今回のバスツアーは、ワインツーリズム促進のための実証実験として行われています。





今回はワインの試飲があるので、仁木町まで車ではなくJRで行きました。札幌駅からだと小樽で乗り換えて、1時間15分くらいです。









今回のツアーの定員は20名。14:30、駅前からマイクロバスに乗って出発です。










この地図の青い線のルートで、仁木町内のワイナリーなどを回ります。










案内して下さるのは、シニアソムリエの阿部眞久さん。果樹の栽培がさかんな仁木の産業、地形、ワイナリーの発展状況などについて解説を聞きながらのツアーです。









出発して10分ほどで、最初の目的地「フルーツパーク仁木」に到着。果物の生産が盛んな土地柄を反映した、果物をテーマにした農村公園です。









ワイナリーのほかに、果物狩りができる農園、遊具、レストラン、特産品販売所、宿泊できるコテージなどがある総合的な施設です。








レストランでさっそく、最初のワインの試飲(試飲料金300円)。ちょっと酸味が強く、さっぱり・すっきりした飲み口は、暑い日にはとても爽快です。









小樽・塩谷地区原産の「旅路」というぶどうを使ったワインだそうです。











ブルーベリーやサクランボを使ったワインも並んでいました。










向こうの丘陵には、後から行く「NIKI Hillsヴィレッジ」が見えています。










「フルーツパーク仁木」を出発し、車窓からこんな風景を見ながら次の目的地に向かいます。










途中、余市川を渡ります。仁木の地形はこの川を挟んで両側に斜面が広がっており、この地形が葡萄栽培に適しているのだそうです。









次の目的地、「ル・レーヴワイナリー 葡萄酒夢工房」に到着。札幌出身の方が仁木に移住してきて開いた、まだ新しいワイナリーです。









建物の目の前に葡萄畑が広がっています。今年で葡萄を植えて3年だそうです。











今年と来年はほかのワイナリーに醸造を委託、再来年からいよいよ自社工場でワイン作りを始めるそうです。









現在こちらでは、土日限定でカフェを営業しています。この日は平日だったのですが特別に入れて頂きました。










カフェの窓から葡萄畑が見えます。目の前に産地を見ながらワインが楽しめる。これが小規模ワイナリーの醍醐味ですね。










続いて、先ほど「フルーツパーク仁木」から見えた「NIKI Hillsヴィレッジ」へ。実はまだオープン前で、工事が続いています。









ガーデンや果物狩りができる果樹園、宿泊施設などをそなえた複合施設として、来年7月に全面オープン予定だそうです。










テラスからは、素晴らしい景色が広がっていました!










仁木の町並みや余市川が一望できます。











ここでも試飲ワインを頂きます。白が「初雪」(試飲料金300円)、2017年の日本ワインコンクールで銀賞を受賞したワインです。ロゼが「プロポーズ」(同200円)。









「初雪」はまろやか、かつすっきり。「プロポーズ」は華やかな中にわずかな苦みを感じる、個性的な味でした。










この日はお天気が良かったこともあって、最高の環境の中でワインを楽しめました。










最後に「きのこ王国」に立ち寄りました。ここは何度か来たことがあるのですが、きのこをはじめ様々な北海道産の商品を売っていて、とても楽しいところです。









この時期のおすすめは、なんといっても農家の直売所です。なんとメロンが3個で1500円!










仁木名産のサクランボ、各種の野菜などお買い得品がたくさん。生産者の顔写真が付いている物もありますよ。









ミニトマトの詰め合わせ200円を買いました。ちょっと傷が付いているためかB級と書いてありますが、味は一級です!










最後はJR仁木駅に送って頂いて解散。およそ2時間半のショートトリップでした。





このバスの運行時期は7月27日(金)~8月12日(日)(火曜日は運休)。私が乗ったのは事前予約が必要なバスツアーですが、このほかに予約不要、乗降自由の循環バスも一日4便あるそうです(3番目の写真の緑色のルート)。「フルーツパーク仁木」や町内の人気のレストランをめぐるルートで、料金は無料です。

これらのバスの詳細については「ワインクラスター北海道」のご案内をご覧下さい。

仁木町の人気スポットを巡る、お手軽循環バス「仁木町ワインツーリズム循環バス」実証実験!

 北海道内には魅力ある場所がまだまだたくさんあるのですが、JRや公共バスで現地に着いてからの「二次交通」が問題となることが多いです。今回の実証実験を通して、このようなバスが運行されるようになると、個人旅行の旅行客にとっては便利になりますね。今後に期待したいです。