先週土曜日は北海道のほぼ全域で雪が降り、町はすっかり冬景色に逆戻りしてしまいました。北海道では3月はまだ冬の領域。本当の春は4月に入ってからですね。

札幌市の円山動物園で3月12日、新たにゾウ舎がオープンしました。昨年11月、はるばるミャンマーからやってきた4頭のゾウは、3ヶ月余りの慣らし期間を経て公開の日を迎えました。円山動物園での象の飼育は、先代の「花子」が亡くなって以来、11年ぶりです。





円山動物園は札幌市の西部にあり、中心部からは車で20分ほどです。地下鉄「円山公園駅」からでも歩いて15分程度。








園内にはまだまだ雪が残っています。この日は平日でしたが、ゾウ舎がオープンしたためか、けっこうな人が訪れていました。









こちらがオープンしたばかりのゾウ舎。さすがに象を飼育するだけのことはあって、他の施設と比べて見るからに大きいです!








入り口から入って、トンネルのような通路をしばらく歩いて行くと・・・









室内飼育場を見られる場所に着きました。広々としたスペースで、中の温度は20度程度。プールがある室内飼育場は日本初です。









ここで飼育されているのは、4頭のアジア象。










最高齢は27歳のメス象「シュティン」。









「ニャイン」は「シュティン」の娘で、5歳。ちなみにアジアゾウは60年~80年くらい生きるそうなので、まだ子供ですね。













プールに浮かんでいる材木をオモチャにして遊んでいます。














鼻で上手に干し草を引っ張り出しているのは、15歳メスの「パール」。現在公開されているのはこの3頭で、10歳のオスの「シーシュ」は別室で暮らしています。











まずはこの3頭でメスの群れを形成し、後にオスを入れる予定です。4頭というのは、象の繁殖が可能になる最小の群れだそうです。









床には、象たちが砂を掘り返した跡があちこちに。なるべく自然の環境に近づけるために、厚さ1メートルの砂を入れてあります。









一つ下の階に降りる通路には、象に関するさまざまな情報が展示されています。











象に関するクイズ。この下をめくると解答があります。










こんな記念撮影スポットもありますよ。









下の階には、プールを目の前に見ることができる場所があります。残念ながら、この日は水に入ってくれませんでした。









左右に設置されたモニターには、水に入ったときの映像が流れています。象ってこんなふうに水に潜れるんですね。知らなかった!









出口の近くには、たくさんの穴があいた壁が。









象が壁の向こうから鼻を出して、鼻先でものを掴むようすが目の前で見られます。ほんとうに器用です!








外には広々とした屋外飼育場があります。今はまだ雪に閉ざされていますが、春になったら外でくつろぐ象たちの姿が見られますね。









せっかくここまで来たので、以前にもご紹介したホッキョクグマ館へ。この日はホッキョクグマがプールで泳ぐ姿は見られませんでしたが・・・








その代わりにアザラシがすぐ目の前を泳いでいました。









手をひらひらさせると、好奇心旺盛なアザラシはすぐ近くまで寄ってきてくれます。












こちらをじっと見つめる目がかわいい!












園内のあちこちで、雪かきの作業が行われていました。外で動物たちの姿が見られるようになるまで、あと1ヶ月ほどですね。





円山動物園では、今後研究機関と連携しながらゾウの繁殖を試みていくそうです。ホッキョクグマの繁殖では日本有数の実績を残しているので、ゾウにも期待したいですね。

またこの動物園のある円山公園は、桜の名所としても有名です。今年は4月末には桜が咲きそうなので、桜と一緒に観光するのもおすすめです。


円山動物園

営業時間:9:30~16:30(冬期は16:00まで)
     ※ゾウ舎は11:00~15:30
休園日 :毎月第2、第4水曜日(祝日の場合は翌日)
     4月と11月の第2水曜を含む週の月~金曜
     12月29日~31日
入園料 :大人600円 中学生以下無料
HP: https://www.city.sapporo.jp/zoo/