日本では4月は新年度の始まりです。この時期は研修中の新入社員や新入生とおぼしき人々がたくさん通りを歩いていて、それを見ている側も新鮮な気分になります。

今日は札幌市にある猫カフェをご紹介します。野良猫や捨て猫として保健所の施設に収容された猫たちを保護し、里親を探す活動をしているNPOが運営しています。





お店の名前は「ねこたまご+Cafe」。地下鉄東豊線 元町駅から歩いて5分ほどのところにあります。








中に入ると、「カフェスペース」と「ふれあいスペース」が大きなガラス窓で分けられています。








カフェスペースからは、窓越しに中の猫たちが見えます。猫アレルギーのある人でも、かわいい猫たちの姿を見ながらカフェを利用できるようになっています。








ふれあいスペースに入れば、直接猫たちとふれあうことができます。入場は有料で、利用料金は480円/30分から。









ここにいる猫たちは皆、もと野良猫で保健所に収容されたか、あるいは飼い主によって捨てられた猫たちです。







例えばこの子は乳飲み子のときに保健所に収容されて、この団体に保護されました。









ボランティアの人たちが数時間おきにミルクを与え、献身的に世話をしてここまで大きくなりました。








この子は、猫が増えすぎて世話ができなくなった家(多頭飼育崩壊といいます)から保健所に収容されました。








みんなそれぞれ事情がある猫たちですが、ここで暮らしながら終生かわいがってくれる里親さんを探しています。








このふれあいスペースは、猫を飼いたい人との「お見合い」の場でもあるんです。これまで200匹以上がここから巣立っていきました。








春は猫の繁殖シーズン。野良猫から生まれた子猫たちがたくさん保護されるので、これからはここも子猫が増えてにぎやかになります。(この写真は昨年の様子)







カフェスペースのメニューは飲み物のほかに軽食もあります。一部の飲み物は、ふれあいスペースへの持ち込みも可能です。









カフェスペースに設けられた棚には、手作りのかわいい猫グッズがたくさん展示販売されています。








これらのグッズの売り上げも、このNPOの運営費になります。













2階には、猫エイズなどの病気を持っていたり、まだ人慣れしていなくてカフェデビューできない猫たちが暮らすシェルターがあります。










この子は猫エイズのキャリア。猫エイズは発症しない限り症状はありませんが、万一他の猫たちにうつると困るので、分けて飼育しています。








猫エイズのキャリア同士、あるいは一匹だけで飼うなら問題ないので、この子たちも受け入れてくれる家庭を探しています。







こちらは人慣れ修行中の子。すごく緊張していますね。早く人に慣れられるよう、ボランティアさんたちが愛情を注いでお世話をしています。









このNPOでは50人以上のボランティアが、全ての猫たちが温かな家庭に迎えられるよう願って活動を続けています。




カフェの売り上げは、猫の保護活動を支える資金になります。つまりこのカフェに来ると、かわいい猫たちに癒やされると同時に、猫たちを守る活動を助けることにもなるんです。猫がお好きな方、札幌で時間があったらぜひ立ち寄ってみて下さい。

ねこたまご+Cafe
住所:札幌市東区北23条東13丁目2−5
電話:011-557-5664
営業時間:11:00~18:00 月曜定休
HP:https://www.nekotamago-cafe.com/