札幌の6月はお祭り続き。上旬に「YOSAKOIソーラン祭り」、続いて中旬に「札幌まつり」が行われます。札幌の開拓が始まったばかりの1869年に札幌神社(後の北海道神宮)が創建され、3年後の1871年から神社の例大祭として札幌まつりが行われるようになりました。曜日に関係なく毎年6月14日~16日に行われます。




6月15日、北海道神宮最寄りの地下鉄「円山公園」駅は、神宮に向かう人々で賑わっていました。











円山公園の中を西に向かって進んでいくと、北海道神宮の入り口である鳥居が立っています。











鳥居を通り過ぎてから本殿の方向へ向かう通路沿いに、様々な屋台が並んでいます。全部で50軒くらいあるでしょうか。








食べ物や飲み物の屋台、くじ引き屋やお面などのおもちゃを売る店・・・








市民や観光客で大賑わいです。浴衣を着ている人もいますね。













外で物を食べるときにはカラスに注意!注意していないと持って行かれます。











本殿への途中、弓場で弓を射る神事を行っていました。「古式大的式」という、魔除けの意味を込めた、平安時代から続く伝統だそうです。







解説のアナウンスが入り、一つ一つの仕草の意味を聞きながら見ることができます。なかなかこのような場面を見る機会はないので、貴重な体験です。









放たれた矢は、見事に的の中央部に命中!













本殿前では、「猿回し」が行われていました。古くから伝わる大道芸です。












本殿に参拝する人々。やはり普段に比べると多いですね。










本殿の中では、日本を代表する伝統芸能である「能」の奉納が行われていました。








行事予定によると、この日は「雅楽」「神楽」「人形浄瑠璃」等の奉納も。このお祭りは、様々な日本伝統の文化に触れる良い機会なんです。







本殿の横には、神輿4基が安置されていました。16日には、これらの神輿が札幌市内を練り歩く「神輿渡御」が行われます。








翌日、6月16日。札幌の中心部にある北海道神宮の頓宮を訪れました。神輿の行列は途中でこの頓宮に立ち寄ります。












神社が創建された時代は、冬季に円山まで参拝に行くのはとても困難だったので、街の中でも参拝できる場所として1878年にこの頓宮が作られました。












頓宮近くの通りでしばらく待っていると、遠くからお囃子の音が聞こえ、神輿行列が近づいてくるのが見えてきました!







まずは神職たちが乗った馬車や人力車が通り・・・










後ろにはお囃子の隊列などが続きます。










神輿を先導するのは、日本の神話の「猿田彦」。道案内をする神様、道を切り開く神様と伝えられているそうです







きのう神社で見た神輿が4基、つながってやってきました。










この神輿行列には、開拓期から大きく発展した札幌の様子を神様に見て頂く、という意味があるそうです。










神輿は次々に頓宮の中へ。








本殿の前に安置され、神事が行われました。神輿行列はここで一休みした後、午後からまた街の中を練り歩いて、北海道神宮に戻りました。




札幌まつりの期間中は、中島公園にもたくさんの屋台が並んで賑わいます。今年の札幌まつりはちょうど土日に当たりましたが、6月15日が平日の場合は、公立の小中学校は半日休みになります。私も子供の頃、午後から神社に遊びに行った記憶があります。北海道の歴史と深い関わりがあり、札幌市民なら誰もが記憶の中にあるお祭りなのです。