10月も半ばを過ぎて、北海道はいよいよ秋が深くなってきています。先週末、通訳案内士の研修に参加して支笏湖・洞爺湖に行ってきたのですが、ちょうど紅葉が見頃を迎えていて、きれいな写真が撮れましたので皆様にもご覧頂きましょう。




まず最初に訪れたのは、札幌から車で1時間半ほどのところにある支笏湖です。およそ3万2千年前に火山の爆発によって生まれたカルデラ湖です。







最も深いところの水深は360mもあり、日本第二位。水がきれいなことでも知られています。








右側の山が風不死岳、左側の帽子を乗せたような山は樽前山と言います。どちらも活火山で、樽前山は時によっては噴煙も見えます。







湖畔の林も、美しい紅葉に彩られていました。









続いて向かったのは洞爺湖です。これは高速道路を走っているときに車窓から見た有珠山。右側に小さく昭和新山も見えます。








まず、洞爺湖温泉街にある火山科学館に立ち寄りました。2000年に起きた噴火を中心に、有珠山の噴火の歴史や防災についての資料が展示されています。







火口から降ってきた噴石で破壊されたトラック。









地殻変動で曲がってしまった線路。火山のエネルギーをまざまざと見せつけてくれます。













場内のシアターでは有珠山の火山活動を紹介する映像が見られます。多言語音声ガイドがあるので、内容を理解しながら見られますよ。











昼食を食べて、洞爺湖畔で休憩です。この洞爺湖も、およそ11万年前に火山の爆発によってできたカルデラ湖です。









この日は「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山もくっきりと見えました。







このあたりは温暖な気候なので紅葉は遅めなのですが、それでもだいぶ進んできていますね








午後は西山山麓火口散策路という所に行きました。2000年の噴火による地形の変化や建物の被害をそのまま保存しているところです。







この階段のような地形、もともとは平らな道路だったんですよ!地殻変動によってこんなふうになってしまいました。







700mくらい歩いたところにある展望台からは、噴火の際にできた火口が見えます。このすり鉢状の穴が火口。こんな穴が付近にいくつもあいています。







一番高いところからは、遠くに噴火湾に面した伊達市の町並みが、左手前には巨大な火口が見えます。








火口に落ちそうな場所に、地殻変動と噴石で破壊されてしまったお菓子工場があります。







噴石があたって折れた電柱もそのまま。噴火のパワーを体感できるところとなっています。










札幌に戻る途中で中山峠に立ち寄り。










最後にこんな美しい羊蹄山の姿が見られました。






今回回った場所はいずれも「支笏洞爺国立公園」に指定された区域で、様々な形式の火山と、火山によって生み出された特徴ある地形が特徴です。たしかに噴火災害もありますが、温泉の恵みや美しい景色は人々の生活に潤いを与えてくれます。改めて、美しさと厳しさの両面を併せ持つ北海道の自然の魅力を感じました。
北海道の紅葉の季節は、一番遅い函館付近で11月半ばぐらいまでです。見たい方はお急ぎ下さい!